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こんにちは。今日は久しぶりの雨ですね。
今年は空梅雨っていう言葉が間に合わないくらいに雨が降らなかったので
カエルはもちろんさすがに恵みの雨っていうことで人間も喜んでいる人も多いはずですね。

昨夜は後輩とそのお友達と楽しく食事をしました。まあ、たわいもない会話でしたがとても楽しい時間でした。その後、お仕事たまに頂き、友人でもある某ワインバーのオーナーと私の自宅の設計でもお世話になっていた建築デザイナーの先生と深夜より大宮界隈のバーで久しぶりに朝５：３０まで飲みました・・・。やってもうーた感もありますが仕事の話も含め上海でのお話や、今後の展望も含め話ができてよかったです。このお二人としゃべっているとつくづく人間ってセンスのいきものやなあと実感するとともに自分の足りない部分を実感させてもらってます。二日酔いは余分ですが「がんばろー」っていう思いにさせてもらえます。

さてさて、ちょっと仕事の話ですが、建物って風雨をしのげて当たり前って思ってる人が普通だと思いますがこれが結構大変なんですね。水はまだ痕跡が残るので見つけやすいですがこと空気や音はめっちゃ難しいです・・・。確かにいろいろな遮音壁やシールド壁がありますが実際施工してみないとわからないってことが多いですね。プロとしてある程度の予見はできますが、中々これが難しいんですね。建物は言わばワンオフの製作品みたいなもので実際の立地や種類はもちろんですが自動車やテレビといった工場での完成品出荷っていうのが出来ないので、一つ一つ職人さんの手で作っていかなければならずどうしても完成度や仕上がりに誤差が生じてきます。これを欠陥ととらえるのか、はたまた味わいととらえるかは人それぞれ違いますがね。よく言えば、だからこそ個性が出ますし、見る人が見ればいろんな良くも悪くも個性が見えてきます。

まあ何が言いたいかというとこれだけ世の中が高効率にシステム化や機械化が進んでも当分の間は建築っていう仕事はどこまで行ってもマンパワーが重要ってことですね。びっくりするような技術革新はないかもしれませんが、人間が何千年も前から培ってきた技術は次世代にもちゃんと受け継いでいかないといけないねってことです。当たり前ですが案外難しいんですね。
今日もいまいち落としどころのない話ですが建築っておもしろいって思ってもらえるようにがんばります。
それではよい週末を・・・。